作词 : 田久保真見作曲 : 津田考平麗らかな声が聞こえる春を告ぐ鳥よ少しだけ日溜りの中まどろむのもいい遠走かるのは ああ 少女の足音かそれとも過去の ああ 戦いの幻か瑠璃色の空に風が吹いて遥かな明日を想う罪深き我が身を包むのは淡き春霞漆黒の衣に散った野辺の花たちよ浄土など望めるはずもない身を飾るか別々の道 ああ 選んだあの父(ひと)と辿り着くのは ああ 同じ理想だったとは瑠璃色の空に風が吹いて平和な明日を願う目の前に広がる美しさ花は春爛漫重くなる瞼が見たものは水面に消えゆく波紋誇らしく咲いた真白き蓮永久(とわ)の残像よ横たわる身体は永眠(ねむ)りつきやがては土へと帰る抜く出した魂は放たれ高く冥府へと